04742-170421 グァテマラ研究者がビブラムファイブフィンガーズに深く納得
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学内のエレベータで、初対面の男性からご質問。「その靴は5本指に分かれていることで、どんな効用があるのですか?」。 グァテマラの山岳民族を研究している非常勤講師の先生とのこと。そこで一般の靴を履いた歩行メカニズムと、shioが履いているビブラムファイブフィンガーズを履いた歩行のメカニズムをご説明。もうあちこちで何百回も説明していますが、「初心忘るべからず」。その時を初めての時と思え、との教えの通り、初めて説明する気持ちで説く。 https://flic.kr/p/ST5TGM https://c1.staticflickr.com/3/2937/33395934073_c476e2ea0f_b.jpg
一般の靴を履いて歩くときの「かかと着地」は重心より前で接地するため、前進運動に対してブレーキとして作用する。 かかとにはその衝撃を吸収するパーツがないので、着地の衝撃をダイレクトに受け、足首、膝、股関節、腰、背骨、首、脳まで伝わる。 本来、動物である人間が、歩くだけで身体に悪影響を及ぼすような歩き方をするはずはない。
そこで、裸足で歩いたり、小走りしたりを試していただきたい。すると、かかとではなく、前足部(土踏まずより前の部分)を中心として着地することがわかるはず。 そのとき、着地する位置は、重心の真下。少なくともブレーキがかかるような位置で着地することはない。
土踏まずのアーチは、着地の衝撃吸収装置。つまりサスペンション。そのために指は反る。指が反ることによって、土踏まずのアーチのテンションをあげ、着地の衝撃を吸収する。 指が反ることによって、足の裏は湾曲し、タイヤの表面のように弧を描いて地面を転がるようにローリングする。接地面積は小さくなり、摩擦も最小化する。まさにタイヤ。
アーチがサスペンションとして機能するときに1歩1歩、足の筋肉が収縮を繰り返す「ミルキング・アクション」を続けるから、血行を促進し、循環が促がされる。世に言う「足の裏は第二の心臓」とはこのこと。一般の靴を履いていたら「第二の心臓」の働きは小さい。 裸足またはビブラムファイブフィンガーズで歩行し、「第二の心臓」が機能することによって、一日2万歩以上歩いても足がむくまない。また、全身に血液が循環するから、体温が上がり、病気にもかかりにくくなる。
shio.iconの場合、
ビブラムファイブフィンガーズを常用し始めて4ヶ月後、20年以上にわたって複数の医者が「一生治りません」と診断していた不整脈(心室性期外収縮)が消え去った 毎年、1度か2度罹っていたインフルエンザにまったく罹らなくなり、予防接種をやめてもインフルエンザと無縁 ガサガサだった足の裏がスベスベプニプニに柔らかくなった
足が臭くなくなった
足をくじかなくなった
靴擦れも全くなし
自宅内でタンスの角などに足の小指をぶつけることがなくなった
一方、歩いたり走ったりせずに単に立っているときは、かかとの上がっている普通の靴を履いていると、重心が前に出る。坂道に立っているような、前につんのめった状態。猫背になる。それを直立に戻すために、腰は反り、背中、首、肩の筋肉は上体を引き起こすために常時緊張状態になるので、コリが生じる。
その点、裸足やビブラムファイブフィンガーズの場合、足の裏は水平なので、かかと近くに重心が位置し、安定し、筋力を使わずに骨格だけで起立していることができる。自然と姿勢が良くなる。肩、首、背中が凝らないし、腰痛も解消する。
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その先生、深く深く納得。
グァテマラの先住民族が裸足で山を登り、70kgの収穫を背負って岩場を裸足で歩いておりてくることを不思議に思っていたが、すべての疑問が氷解したとのこと。またその女性たちが大きな水瓶を頭に乗せたまま安定して歩けることにも納得。ご自身も椎間板ヘルニアなので、早速ビブラムファイブフィンガーズを購入するとのこと。 https://flic.kr/p/U4rrGo https://c1.staticflickr.com/5/4160/34169465666_c093040741_b.jpg
「どこで買えますか?」
よかったよかった。
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